クラウドファンディングにも様々な種類があり、それぞれどんな仕組みなのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はクラウドファンディングにかかる税金や、仕組みや税についてご紹介させていただきます。
クラウドファンディングを始めるときに知ってときたいこと【投資型】
クラウドファンディングには投資型と非投資型に分けられています。
それぞれご紹介します。
投資型クラウドファンディング
融資型のクラウドファンディング投資はソーシャルレンディングとも呼ばれ、お金を借りたいと思う人とお金を貸したい人をマッチングさせるための仲介サービスです。
投資家は、資金調達がしたい企業に少額からの資金を融資することができリターンとして元金の返済とその利息を受け取ることができる仕組みです。
利回りは高くなっており6〜10%以上のある案件も存在します。
投資家の出資元本や利子は保証されるわけでなく経営状況によりますので注意をしましょう。
貸付型クラウドファンディング
貸付型クラウドファンディングはソーシャルレンディングとも呼ばれ、資産運用をしたい投資家と資金が必要な企業をマッチングさせるプラットフォームサービスです。
ソーシャルレンディング事業者はネット上でファンドを組成して投資家から資金を集めます。
企業は投資家へ元本と利率を加えて手数料を差し引いて分配します。
株式型クラウドファンディング
株式型のクラウドファンディング投資は未上場企業が発行する株式を取得する方法です。
事績などに基づいて出資金に応じて配当金をリターンとして受け取ることができ、将来の株式上場による売却益を狙うことも期待できます。
未上場株式では流動性が劣ることから、売りたいときに売れないということもありますので気をつけましょう。
ファンド型クラウドファンディング
ファンド型のクラウドファンディング投資は特定の事業やプロジェクトに基づいて投資家から資金を募る仕組みです。
投資家は、売上などの成果を出資額に応じて配当金を受け取ることができます。
クラウドファンディングを始めるときに知ってときたいこと【非投資型】
クラウドファンディングでの非投資型をまとめます。
寄付型クラウドファンディング
寄付型クラウドファンディングはプロジェクトに対して支援者がお金を寄付する方法です。
サービスや商品などのリターンはなく、あくまで寄付をするという方法です。
購入型クラウドファンディング
こちらは、プロジェクトに対してお金で支援しリターンとしてサービスや物を受け取ることができます。
クラウドファンディングにおける税金とは?【投資型】
投資型クラウドファンディングは金融商品取引法が適用されます。
貸付型クラウドファンディングの税金
貸付型クラウドファンディングは貸付金、借入金として会計処理します。
事業で利益を得た場合、個人事業主は所得税、法人は法人税の課税対象です。
株式型、ファンド型クラウドファンディングの税金
投資型クラウドファンディングの株式とファンド型では個人は雑所得、法人は損益計算書へ収益として計上します。
投資型やファンド型は利益に税金がかかります。
クラウドファンディングにおける税金とは?【非投資型】
非投資型クラウドファンディングでは税金はどうなるのでしょうか。
購入型クラウドファンディングの税金
購入型クラウドファンディングは、商品売買と同じように扱います。
寄付型クラウドファンディングの税金
寄付型クラウドファンディングはリターンが発生せずに、贈与と同じ扱いになります。
個人から個人の場合は贈与税が必要になります。
法人から個人の場合は一時所得として扱われ、法人から法人(個人から法人)は受贈益が発生します。
まとめ
クラウドファンディングにはいくつかの種類があり、税金にも違いがあります。
これから確定申告が必要になることもありますので、きちんと税金について踏まえてから取り組んでくださいね。