ソーシャルレンディング事業者の募集しているファンドに投資して、貸金事業者の融資事業からの分配金利益を狙うソーシャルレンディング投資。
しかし、一番怖いのは貸し倒れが発生してしまうということ。
では、ソーシャルレンディングで失敗を避ける方法はどのようなことがあげられるのでしょうか?
今回は「ソーシャルレンディングで失敗は避けられる!損失を防ぐためのポイント」についてご紹介させていただきます。
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングとはネットでお金を借りたい人(企業)とネットでお金を貸したい人(企業)を結びつける融資仲介サービスのことです。
ソーシャルレンディング投資の流れ
ソーシャルレンディングを行う流れは以下の通りです。
1.ソーシャルレンディング事業者のホームページで口座開設を行う
2.投資用資金を送金する
3.サイト内でファンドを選定する
4.ソーシャルレンディング事業者が投資家からの資金を借り手企業へ貸し付ける
5.借り手企業はソーシャルレンディング事業者へ利息と元金の返済を行う
6.ソーシャルレンディング事業者は手数料を差し引いて利息を分配し、元本償還を実施する
ソーシャルレンディング投資のメリット
ソーシャルレンディングのメリットは以下のようなものが挙げられます。
・高い利回りが期待できる
・少額からスタートできる
・上場企業向けのファンドもある
・放置しておけばお金が増える
といったことがあげられます。
ソーシャルレンディングの注意点
ソーシャルレンディングにはメリットも多くありますが注意点もあります。
それは
・運用中の途中解約ができない
・延滞のリスクがある
・元本割れのリスクがある
といったことです。
ソーシャルレンディングの最大の欠点「貸し倒れ損失」
ソーシャルレンディング投資で一番恐れていることが貸し倒れだと思います。
貸し倒れが起こりにくい業者を選ぶためにはどうすれば良いのでしょうか?
貸し倒れとは
貸し倒れとはデフォルトと呼ばれ、企業が倒産したことなどを理由に返済ができない状態に陥り投資家に返金されなくなることをいいます。
貸し倒れの仕組み
ソーシャルレンディングの場合、ソーシャルレンディング事業者は投資家から募った資金を原資として借り手へ資金融資行います。
その後、借り手が破綻するなどしてソーシャルレンディング事業者が借り手企業に対して保有する貸付債権が毀損したらソーシャルレンディング事業者は回収できない貸付債権部分を貸し倒れ処理を行います。
貸し倒れと延滞の違い
ソーシャルレンディング事業者への利息または元本を遅延させた場合、「返済延滞」となります。
そして債権回収が不可能だと判断されたり、債権が消滅してしまった場合に「貸し倒れ」となります。
これまでに貸し倒れが発生したことはあるの?
これまでにも返済延滞や貸し倒れが発生した業者は以下のようなところがあげられます。
・マネオ
・ラッキーバンク
・グリーンインフラレンディング
・ガイアファンディング
・キャッシュフローファイナンス
・クラウドリース
いずれも国内ソーシャルレンディング事業者で貸し倒れ(延滞、遅延含む)が発生したことがあります。
貸し倒れなどのトラブルに巻き込まれるリスクは他人事でもなく、気をつけなくてはいけません。
貸し倒れ損失を避ける業者・案件選びをしよう
ソーシャルレンディングでは、どうすれば貸し倒れを避けることができるのでしょうか。
その方法をご紹介します。
出資元企業に注目
ソーシャルレンディング会社に出資している出資源を確認するのも貸し倒れを避ける方法として有効です。
貸金業のノウハウがある会社
返済計画や事業計画が明確で、返済能力があることを立証(実績)しているような会社は比較的信用ができるでしょう。
償還履歴
これまでの償還実績がどのくらいあるかも確認するのが良いです。
もちろん返済延滞などが発生しているのであればオススメできません。
運用期間
ソーシャルレンディングには運用期間が設けられています。
長期間であるほど経済状況も読み取りにくくなりますので、短期運用案件の方が貸し倒れの可能性は低くなりそうです。
高すぎる利回りは避ける
ソーシャルレンディングでは利回りが魅力ではありますが高利回りすぎると融資先企業の返済も大変になることが分かると思います。
利回りが高ければ高いほど貸し倒れが発生するリスクもありますので相場内での案件を選ばなくてはいけません。
まとめ
ソーシャルレンディング事業者の募集しているファンドに投資して、貸金事業者の融資事業からの分配金利益を狙うソーシャルレンディング投資。
しかし、一番怖いのは貸し倒れが発生してしまうということですよね。
ソーシャルレンディングで失敗を避けるためには貸し倒れが起きにくい企業・案件を自分で見つけていくことが大切です。
資先に悩んだときは、フィリピンレンディングファンドを計画中のウェルシュコンシェルジュもご検討ください。