ソーシャルレンディングの仕組みやメリットは?

  • 2021年11月29日
  • 2021年11月29日
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ソーシャルレンディングは、投資したい投資家とお金を借りたい企業がインターネット上でマッチングさせるサービスのことです。
投資家はソーシャルレンディング会社を通じて様々な企業に投資ができ、融資を受ける企業も金融機関を通さずに資金を柔軟に調達することができます。
そこで今回はソーシャルレンディングの仕組みや歴史、メリットについてご紹介させていただきます。 

ソーシャルレンディングとは

ソーシャルレンディングはオンライン上のプラットフォームを通じて、お金を借りたい企業とお金を貸したい投資家を結ぶ仕組みのことを言います。
ソーシャルレンディングは融資型クラウドファンディングとも呼ばれます。
クラウドファンディングは「群衆」と「資金調達」をかけ合わせた造語で、不特定多数の投資家から資金調達をするという意味があります。
ソーシャルレンディング事業者はインターネット上で投資家から資金を集めて大口化し、企業へ貸し出して運用します。
また投資家は出資することで、出資額に応じて分配金を受け取ることができます。

ソーシャルレンディングの歴史

ソーシャルレンディングは2005年にイギリスで誕生した金融サービスです。
本来あった金融と、インターネット上のプラットフォームであるIT技術を組み合わせておりフィンテックの分野としても注目をされています。
海外のソーシャルレンディングでは、投資家が企業に貸し付けをするだけでなく対象を個人にした個人間融資も存在します。
日本では、賃金業法の取り決めによって個人と個人の融資取引はなく投資家と企業を結ぶソーシャルレンディングが主流です。

ソーシャルレンディングの市場規模

日本では、貯蓄をか使った資産運用が主流ですが低金利対策によってお金が増えることはほとんどありません。
一方海外では、個人の資産運用は貯蓄ではなく投資なので資金運用をしたいニーズが高くなっています。
ソーシャルレンディングのグローバル市場規模は2019には680億ドルとなっており、2020年から2027年の年平均成長率は30%程度で予測されています。
銀行以外でリスクの低い運用がしたい場合は、ソーシャルレンディングがオススメでしょう。

ソーシャルレンディングを企業が利用する理由

ソーシャルレンディングを企業が利用するのはなぜなのでしょうか?
ソーシャルレンディングで資金調達をする企業が多くなっていますが銀行から融資を受けることとは違いがあり、それは

・資金調達が早くなる

・銀行からの融資がよりも金額が多くなることもある

などのいった理由があります。
また、銀行の融資審査は厳しくなっており審査基準を満たさなければ融資を受けることがたさできません。
銀行の審査では将来が有望だったとしても

・起業して年数が浅い

・取引実績が少ない

・担保がない

・新規事業などリスクが高いと判断された

・銀行からすでに融資を受けている

などということを理由に資金調達ができないことがあるのです。
ソーシャルレンディングでも、もちろん借り手企業の審査はありますが銀行ほど画一的ではなく総合的に判断しているので融資を受けられる可能性も高くなるのです。
このように、ソーシャルレンディングの登場によって企業は銀行だけでなくても融資を受けられるようになりました。

ソーシャルレンディングのメリット

では、ソーシャルレンディングにはどんなメリットがあるのでしょうか。

利回りが高い

ソーシャルレンディングの一番のメリットは利回りが高いことです。
案件によって違いはありますが、ソーシャルレンディングの平均的利回りは4〜8%と高くなっています。
近年、日本の銀行は金利が低くなっており0.001〜0.002%という金利も珍しくありません。
ソーシャルレンディングで資産運用すれば、銀行よりも断然大きな利益を期待することができるのです。
また、ソーシャルレンディングでは分配金を再投資することで複利運用と同じようにコツコツと資産を増やしていくことができます。

少額からスタートできる

ソーシャルレンディングは1万円ほどから投資を始めることができるため、まとまった投資資金がなくてもすぐに始めることができます。
これまでに投資経験がないという初心者でも1万円からであれば気軽に始めることができるでしょう。

運用期間が選べる

ソーシャルレンディングでは案件ごとに運用期間があり、自分の投資方針にあったものを選ぶことができます。
ソーシャルレンディングは特に短期運用案件が人気になっていますが長期運用案件では1〜2年程度の案件もあります。

情報収集の手間がいらない

ソーシャルレンディングは、待つだけで資産を増やすことができるといわれてます。
株式投資や投資信託では、投資をしてからもニュースやファンダメンタル分析、金利の動きなど情報収集が欠かせません。
また売買のタイミングを考えたりと手間や時間が必要になりますが、ソーシャルレンディングは申し込みさえすれば待つだけですから放置することができるのです。

元本価格の変動がない

ソーシャルレンディングは資金を借りて企業に貸し付けて返済利息の一部が分配金としてリターンされます。
それにより、元本価格の変動はありません。
株式投資や投資信託では、元本価格が変動するために市場環境に左右されますが償還まで元本価格の変動がのことから悩まなくて済むでしょう。

まとめ

ソーシャルレンディングは、高い利回りで資産運用をしたい人に大変オススメです。
投資経験のない方でも少額からスタートさせることができ、全てがインターネットで完結するので手間がかからないこともメリットでしょう。
これから投資をしたいと考えるならば、ソーシャルレンディングがオススメ。
ウェルシュコンシェルジュでは、目標利回り5〜12%となっており少額からのスタートも可能。
検討してみてくださいね。

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