近頃話題のソーシャルレンディング。
ソーシャルレンディングはネット上でお金を借りたい企業と、資産を運用したい人を結びつける融資仲介サービスです。
ソーシャルレンディングは利回りも高く、保全性もあると言われますが現段階で課題となる部分も存在します。
そこで今回はソーシャルレンディングの課題や問題点を見て、それでもオススメできるのか？という記事についてご紹介させていただきます。
ソーシャルレンディングの問題点とは
預けるだけでお金が増える、または利回りの高さを魅力に感じてソーシャルレンディングを始める方が増えています。
しかし、ソーシャルレンディングには課題となる部分もあります。
そこでここでは、ソーシャルレンディングの問題点についてまとめます。
元本保証はされていない
ソーシャルレンディングでは元本保証型の金融商品ではありません。
借り手企業の倒産などが理由によってファンドで募集した金額を返済できなくなる貸し倒れをしてしまう可能性もります。
貸し倒れになるとソーシャルレンディングで投資した投資家の資金の一部または全額返済されないということも起こります。
貸し倒れが必ず発生するというわけではありませんが高すぎる利回りだと、企業の負担も増えるということを踏まえて検討しなくてはいけません。
手数料が必要
どんな投資にも必要になりますが、ソーシャルレンディングにも手数料が発生します。
ソーシャルレンディングで必要な手数料は
・投資資金の振り込み
・出金で必要な手数料
・口座開設手数料（企業による）
・運用手数料（企業による）
などが発生します。
ソーシャルレンディングには、こういった手数料が発生しますからコストを抑えたい方は口座開設が無料などといった企業を調べてみましょう。
一度投資すると満期まで途中解約ができない企業ばかり
ソーシャルレンディングは投資家から少額ずつ集めて大口化して借り手企業へ融資します。
これにより、一度投資を行うと借り手企業が返済が終わる満期まで解約することはできません。
もしも投資家がまとまったお金が必要になっても途中で回収するそとができないので困ってしまうこともあるかもしれません。
こういったことを考えれば
・生活資金は投資に充てない
・途中解約のある企業を選ぶ
などということを検討してみてください。
借り手企業の詳細情報が分からない
ソーシャルレンディングは金融商品取引法と賃金業法という法律が関わっています。
基本的に借り手企業の名称なども含めた詳細情報を投資家が知ることはできません。
案件情報では運用の期間や利回りなどの情報は得ることができるため、他にも実績などをチェックすれば安心して投資ができるかもしれません。
投資申し込みからファンド運用開始まで時間がかかる
ソーシャルレンディングでは待機期間があり、申し込みをしてから運用開始までに時間がかかります。
募集が終わってからも運用され始めるまで利益も入らない状態が続くので待ち遠しく感じてしまうこともあるかもしれません。
早期償還がある
資金を貸し付けていた企業から繰り上げ返済が行われ、手元に早く元本が返ってくることを早期償還と言います。
早く手元に返ってくるのは嬉しいですが、利息が得ることができないとデメリットを考える方もいらっしゃいます。
早期償還は、企業が想定以上に早く利確できたことで返済できたので返済を行います。
投資家にとってデメリットがあるようにも感じますが、早期償還は悪いことではないという認識を持ちましょう。
借り手企業が集中する
投資家がリスクを回避するために分散投資したとしても、借り手企業は同一という可能性があります。
ソーシャルレンディングでは借り手企業は1つのファンドでないといけないというわけではないので分散投資をしていてもそれが本当にできているかどうかが分かりません。
こういったことを避けるためにはジャンルも変えて分散投資をすると良いでしょう。
ソーシャルレンディングはオススメできる？
ここまでソーシャルレンディングの課題についてまとめました。
ソーシャルレンディングだけに限らず投資にはどれもデメリットも存在します。
デメリットばかりに目を向けるとネガティブなイメージになってしまいそうですが、資産を運用できる方法を考えればソーシャルレンディングには魅力もたくさんあります。
ですから、自分に適した資産運用方法を考えてみてください。
まとめ
ソーシャルレンディングにはまだまだ課題も見受けられますが、今後より需要が増えていくことでしょう。
もしもこれからソーシャルレンディングを始める方は、今回のような課題も参考に検討してみてください。
また高い利回りで口座開設などのコストを抑えたい方にはウェルシュコンシェルジュがオススメ。
ウェルシュコンシェルジュでは口座開設は無料、利回りも相場程度でフィリピンレンディングファンドを計画中です。
検討してみてくださいね。