ソーシャルレンディングは短期と長期どちらが良い?メリット・デメリット

  • 2021年11月25日
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ソーシャルレンディングには案件によって運用期間があります。
短い運用期間であれば2ヶ月〜6ヶ月程度ですが、長い運用期間になると1〜3年程度と長くなることもあります。
ではこれからソーシャルレンディング投資を考えている場合、短期運用と長期運用のどちらが良いのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットで比較してみたいと思います。

ソーシャルレンディングとは

そもそもソーシャルレンディングとは何なのでしょうか。
ソーシャルレンディングは貸付型クラウドファンディングや融資型クラウドファンディングとも呼ばれ、融資を受けたい企業と投資家を結びつけるためのマッチングサービスです。
これからスタートアップするような企業は、リスクが高いとみなされたり実績が浅いなどして銀行からの融資が受けられないことがあります。
融資が受けられない企業でも、有望な会社も存在します。
そこでソーシャルレンディング事業者が融資を受けたい企業を融資しても大丈夫かということを審査し、見込めると判断したら投資家の資金を融資として調達します。
そして企業から返済された元本と利息をソーシャルレンディング事業者が投資家へ分配します。
事項にご紹介しますが、ソーシャルレンディングは高い利回りが特徴で資産運用としてより効率的でしょう。

ソーシャルレンディングの長期運用案件のメリット

では、ソーシャルレンディング投資で長期運用をするにはどういったメリットがあるのでしょうか。
ここでは、ソーシャルレンディング投資の長期運用案件のメリットをまとめます。

安定した収入が見込める

ソーシャルレンディングにおいて、1年以上〜の長期期間で運用される案件は安定した収入が見込めるのがメリットです。
一度投資をすれば運用している期間の間は毎月分配金が入ってくるので、その期間は安定した収入が見込めます。
ソーシャルレンディングは融資先の利益を分配するわけではなく、貸付したお金の金利が収入として得られるためにもしも貸付先の事業で利益が出ていなくても収入を安定させることができます。
もしも120万円で運用期間が2年(24ヶ月)年利が6%の案件に投資したとすると120万円掛ける6%=6,000円となり、毎月6,000円ほ分配金が口座に振り込まれるということになります(貸し倒れなどが発生しない場合)。
このように運用期間が長いとその分、分配金を得る期間も長くなるので安定した収入が見込めます。

投資に時間やコストがかからない

長期運用をする案件は、投資のための時間や労力、またコストがかからないというメリットが挙げられます。
運用期間が短いと、どんな案件にするのか?いくら投資するのか?など期間が短ければ短いほど考える必要かあります。
一方で、長期運用を選んでおけば常に案件を探す必要もなく、手間が省けることがメリットです。
また案件の入金のたびにかかる手数料についても、長期運用は入金回数を減らすことができるのでコストも削減できるというメリットがあります。

ソーシャルレンディングの長期運用案件のデメリット

ソーシャルレンディングの長期運用にはリスクも伴うと言われています。
ここでは、長期運用のデメリットをまとめます。

市況の変化に伴ったリスクに巻き込まれる

運用期間が短いと直近数カ月の市況リスクのみなので予想することができたり、すぐに倒産するという可能性も低いです。
一方で1〜3年と長期運用をする案件の場合、事業がうまくいっているかどうかも予想することができず結局資金が回収できないなどといったリスクに巻き込まれてしまうこともあります。
ソーシャルレンディングの運用期間中は、返金を求めることができないので気をつけなくてはいけないでしょう。

他の投資対象に資金を移しにくい

前述でもご紹介しましたが、長期運用の案件は投資をしたらその資金が戻ってくるまでに一定の期間が必要になり途中で返金をしたりすることもできなくなります。
長期運用の案件に投資をしてしまうと、その案件にのみ拘束されてしまいリスク分散ができなくなってしまうというデメリットがあるのです。

解約できない

人生では結婚や自家用車、住宅、出産、進学など様々なことでまとまった資産が必要になることがあります。
そんな資金をもしも投資に回してしまうと、いざというときに「進学費用が捻出できない」「住居購入ができない」などのいったトラブルが起きてしまうことも。
せっかく資産があっても、運用しだすと資金を引き出すこともできず将来的に返済される保証もないことから慎重に考える必要があります。

ソーシャルレンディングの短期運用案件のメリット

続いて、ソーシャルレンディングを短期運用するメリットをまとめます。

リスクが減る

ソーシャルレンディングで投資をすると、途中で解約したり返金を求めることはできません。
長期運用では、数年後に経営が傾き倒産してしまうという可能性もありますが短期運用であれば融資の直後に倒産するということもあまり発生しないので市況リスクに巻き込まれる可能性は低くなります。

好条件の案件があれば投資先を変えやすい

短期運用では、投資した資金が戻ってくる期間も短くなるので次の投資に回しやすくなります。
期間が短いほど、投資対象も変えることができことがメリットでしょう。

ソーシャルレンディングの短期運用案件のデメリット

ソーシャルレンディングの短期運用案件のデメリットは「好条件な投資案件がない場合もある」ということ。
短期運用の案件に投資する場合は、次の案件を探す期間が早いために頻繁に投資対象を探す必要があります。
いつも必ず良い案件があるとは限らず、効率が悪くなってしまうこともあるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ソーシャルレンディングには、長期運用と短期運用があります。
それぞれのメリット、デメリットを踏まえて自分に合った運用期間を考えると良いでしょう。

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